フアイアは、がん、炎症、免疫異常に関与する様々な疾患に対して、医薬品と同等のエビデンスを持っています。さらにエビデンスの質が非常に高く、権威のある医科学ジャーナルに掲載され、世界的に高く評価されています。
1000例規模の臨床試験でがんの生存率に対する効果
EVIDENCE
2018年、英文医学雑誌Gutにフアイアの抗がん作用に関する臨床研究が掲載されました。
その発表内容は、「臨床で1000例規模に及ぶ肝臓がん手術後の患者に対しフアイアを投与し観察した結果、96週間後にフアイアを服用した群はしなかった群に比べて、無再発生存率で明らかな有意差があった」という驚くべきものでした。
「Effect of Huaier granule on recurrence after curative resection of HCC: a multicentre, randomised clinical trial(肝細胞癌根治切除後の再発に対するフアイアグラニュールの効果:多施設ランダム化臨床試験)」
”Gut・・・消化器系医療学術ジャーナルとしては世界最高峰の権威を持つ。IF15.7(2020年現在)”
エビデンスレベルとは
EVIDENCE
私どもは、安心して患者様にご提供していただけるよう、科学的根拠のある商品を製造しております。
実験室での結果 エビデンスレベル5
シャーレの実験結果や動物実験はヒントにはなりますが、本当にヒトに有効かは不明です。例えば、アルコールをがん細胞に振りかけるとがん細胞は死滅します。ところが動物やヒトで抗がん作用を期待してアルコールを全身投与すれば、アルコールの毒性で命がなくなります。がんは死滅しても命がなくなるという本末転倒の結果になります。つまり、シャーレの実験では、通常ではあり得ないような投与量を使用できるのです。また、特殊な環境下での特殊な結果とも言えます。動物で成功しても、ヒトで成功するかはまた別問題です。
各個人の経験 エビデンスレベル4
とても大切なデータで、人で起こったことをヒントに創薬が始まります。しかし、ひとりの結果が実際に正しいか、多くの人に効果があるかは不明です。1例報告を多数発表しても、1例報告の積み重ねにしかなりません。
二つの集団での比較 エビデンスレベル3
ある治療を行った群と行わない群を分ける方法です。これは治療を行う群と行わない群を過去のデータから解析することが出来ます。これを後ろ向き試験と言います。また、前向きにも設定可能です。前向き臨床試験ではあらかじめ治療する群としない群が定められ、それを時間経過で追うので、後ろ向き試験よりも信頼度が向上します。前向き研究では意図的に有効なグループを選び出すことが出来ないからです。後ろ向き研究では、意図的に有効なデータを選んで、また意に反するデータには他の理由をこじつけて削除することができます。
RCT エビデンスレベル2
エビデンスがあると言われる研究は前向きの研究で、かつ治療する群と治療しない群をくじ引きで割り当てる臨床試験です。なぜくじ引きが大切かというと、個人の意思で治療を選んだ群では、人は「その治療が役に立った」と思いたくなるのです。(プラシーボ効果)
くじ引きの研究を医学的にはランダム化臨床試験と呼びます。
DBRCT エビデンスレベル1
もっともエビデンスレベルが高い臨床試験は、症例数が多くランダム化したもの、つまり大規模ランダム化臨床試験で、かつ医師も患者も実薬か偽薬かを解らない状態で投与して経過を追う臨床試験です。医者も患者も両方を騙すので、ダブルブラインド試験と呼ばれます。しかし、このダブルブラインド臨床試験は外科治療や放射線治療では行えません。つまり皮膚に傷を付けるが、手術をしない群は設定しにくいのです。放射線治療室に入れながら、照射線を照射しないという臨床研究も難しいからです。運動の影響とか睡眠の影響もダブルブラインド臨床試験は不可能です。
しかし、薬剤では可能です。医師の恣意的な意見も、患者の思い込みも排除でき、最高の説得力を有する臨床研究になります。
多数のRCT論文
EVIDENCE
臨床研究 乾癬の症状を改善させる研究成果
【実験方法】プラセボ(偽薬)対照二重盲検試験
被験者も観察者も偽薬と実薬の区別がつかない状態で検査をし、人為的作為的影響力を排除する実験方法 実薬群84例、偽薬群80例
【評価項目】乾癬スコア
【摂取量】6グラムx 2/日 (体重70kg以下)、6グラムx 3/日 (体重70kg以上) フアイア+黄精+枸杞子を配合した医薬品を使用。
【試験期間】4週
【統計的解析】明らかな有意差をもってフアイア投与群が有効
【出典】 BioMed Research International, Volume2018, Article ID 2372895
臨床研究 IgA腎症の寛解度を上げる研究成果
【実験方法】ランダム化臨床試験
IgA腎症の患者さんをくじ引きでフアイア内服群と非内服群を分けて、人為的作為的影響力を排除する実験方法。フアイア内服群 22例、非内服群23例
【評価項目】寛解割合(治った割合)
【摂取量】20グラムx 3/日 フアイア+黄精+枸杞子が使用されています。
【試験期間】12週
【統計的解析】明らかな有意差をもってフアイア投与群が有効
【出典】 Journal of the Formosan Medical Association, volume112, Issue12, Dec2013, page766-772
臨床研究 トリプルネガティブ乳がん(Stage III)の生存率を改善させる研究成果
【実験方法】ランダム化臨床試験
トリプルネガティブ乳がんの患者さんをくじ引きでフアイア内服群と非内服群を分けて、人為的作為的影響力を排除する実験方法。フアイア内服群 32例、非内服群26例
【評価項目】生存率
【摂取量】20グラムx 3/日
【試験期間】60ヶ月(最長)
【統計的解析】明らかな有意差をもってフアイア投与群が有効
【出典】 Gland Surg. 2019 Dec; 8(6): 758–765
その他
ABOUT HUAIER
他のがんに対する英文論文の紹介
がん種 | 英文論文 |
---|---|
腎がん | The Anticancer Effect of Huaier Extract in Renal Cancer 786-O Cells. Pharmacology. 2018;102(5-6):316-323 IF 2.896 |
消化器がん | システマティックレビュー The effects of polysaccharides from Auricularia auricula (Huaier) in adjuvant anti-gastrointestinal cancer therapy: A systematic review and network meta-analysis. Pharmacol Res. 2018 Jun;132:80-89 IF 4.408 |
前立腺がん | Huaier suppresses proliferative and metastatic potential of prostate cancer PC3 cells via downregulation of Lamin B1 and induction of autophagy. Oncol Rep. 2018 Jun;39(6):3055-3063 IF 2.301 |
子宮頸がん | Huaier aqueous extract inhibits cervical cancer cell proliferation via JNK/p38 pathway. Int J Oncol. 2015 Sep;47(3):1054-60 IF 3.079 |
線維肉腫 | Huaier aqueous extract induces apoptosis of human fibrosarcoma HT1080 cells through the mitochondrial pathway. Oncol Lett. 2015 Apr;9(4):1590-1596 IF 1.554 |
卵巣がん | Huaier aqueous extract inhibits ovarian cancer cell motility via the AKT/GSK3β/β-catenin pathway. PLoS One. 2013 May 8;8(5):e63731 IF 2.766 |
メラノーマ | Effects of Huaier aqueous extract on proliferation and apoptosis in the melanoma cell line A875. Acta Histochem. 2013 Sep;115(7):705-11 IF 1.652 |
現在中国で進行中の大規模臨床試験
がん種症例数 | 大規模臨床試験 |
---|---|
乳がん: 1184例 |
リンパ転移のあるⅡ-Ⅲ期トリプルネガティブ乳がんのフォローアップ臨床、31施設の多施設、無作為化、二重盲検、プラセボ対照、パラレルコントロール臨床試験、1,184例。 (chictr.org.cn ChiCTR1800015390) |
肺がん: 1098例 |
d肺がん術後の補助治療の管理に関する実地調査に基づく臨床研究、26施設、1,098例。 (chictr.org.cn ChiCTR1800016270) |
消化管がん: 840例 |
消化管悪性腫瘍の根治的切除後の再発・転移予防における臨床研究、16施設、840例。 (gov ID:NCT02975661) |
結腸直腸がん: 3060例 |
結腸直腸の術後再発予防の管理に関する実地調査に基づく臨床研究、34施設、3060例。 (gov ID:NCT03349762) |
肝がん: 828例 |
局所アブレーション後の肝細胞がんの再発および転移予防における臨床研究、22施設、828例。 (gov ID:NCT03356236) |